10年ほど前、産婦人科のイベントをお手伝いする機会がありました。
このイベントは、「ハーフ成人式」として、その産婦人科で生まれて10年目の10才のお子さん達を招いて毎年開催していました。
そのイベントは、今、生きている事に感謝して、いざと言うときに「自分で出来る事」を学ぼうと言う内容でした。
倒れて、心配蘇生が必要な状況に出会ったら、
「救急車を呼んで下さい!」
「AEDを!」と周りの人に協力を仰いで、直ぐに蘇生術に取りかかりましょう と、教えていました。
「大丈夫ですか?聞こえますか?」と、意識の確認をし、
「呼吸をしているか」
「脈はあるか」
「心臓が動いているか」
みんなで連携して、確認し、
気道確保して人工呼吸と胸部圧迫にとりかかる。
心配蘇生は、ろっ骨にヒビが入る位の力が必要なんです。10才の子供ではなかなか難しい。
頭で考えると不安がついてくる。
でも、大人になる前のこの経験は、絶対役に立つ!そう感じました(^ー^)
現在、駅や飲食店、スーパーや銀行。色々な所で「AED」が置かれています。
実際の経験はありませんが、
あの時の経験は私にとっても、大きな一歩でした!