不動産業者の夏休みも終了し、酷暑も落ち着いたことから
不動産は活発に動きはじめています。
お客様におきましては、スピーディーな対応が必要と思料しております。
さて、実際に現地にいかれましたら、物件の周囲の状況を確認されるとおもいますが、是非、空を見上げて頭上もご確認ください。
東京電力の送電線が通過している土地もあるのです。
送電線の近くで建物の新・増・改築を計画されている場合には、電圧に応じた送電線からの安全な離隔距離の確保や建築物建築禁止などの制限があります。
送電線の下(電線との水平距離3mの範囲)には建築できません。
また、離隔距離とは、A電線が最もたるんだ状態 B 電線が風の影響により最も揺れた状態のことです。
したがって、建物の高さを電線から6.6m以上離して建物を建てることになります。
なお、送電線の下の土地については、一般的に土地所有者と東京電力との間で建築制限に関わる
契約をしております。
送電線付近への建築計画がございましたら、設計に入る前に東京電力へご相談ください。
以上、ご案内の際のチェッポイントをお伝えいたしました。