我が家は、昔、五右衛門ぶろでした。
五右衛門ぶろ・・・ご存じですか?
現在は温泉地やちょっと高級な旅館などでもみかけると思いますが、
鉄の釜(かま)の下から、直接 薪をくべて沸かし,底板(ふた兼用)をふみ沈めて入る風呂の事です。
もちろん、外にあるのではなく家の中にあり、お風呂を沸かすのに、外の釜の下から薪をくべて沸かします。
いやいや 田舎の話ではなく。逗子での話です(^^;)
(17~18年くらい前に普通のお風呂になりましたが)
まあ、入るのは大変でした。
ぬるくなったら、自分で薪をくべて沸かし直し。
朝ぶろなんかはもってのほか・・・と、いうより朝から沸かすのが(;^ω^)
小枝から徐々に火を大きくして、少し細めの薪をくべ(燃やして)その上に大きな薪。
火が、落ちないように、少しずつ空気を入れて、様子をみながら。
やりすぎると、熱くて入れない!!!
五右衛門ぶろみたいに丸くなく、楕円形だったので少しゆったりとしていましたが、周りは鉄ですから。
熱すぎると、寄りかかることも出来ません。
いまは、ボタン一つでお湯が沸き、ゆったりと入ることが出来、幸せ💛です。
でも、釜焚きのお湯は 違うんです。 何か違うんです。
芯から暖まる感じが。
たまに、五右衛門ぶろに入りたいなって思います。
沸かすまでが大変ですが(^^;)