こんにちは。
急に寒くなりましたね。9月は生皮一枚でも嫌気が差すような残暑でありましたが、月を跨いでからというもの、衣替えの用意も無いまま肌寒さにくしゃみをするようになりました。
気が付けば夏の空の煌びやかさもなくなり、冬の鮮やかな青を作る空模様に色変わりしておりました。
秋はいずこに行ってしまったのでしょう。
この寒暖差が応えて体調を崩される方も少なくないでしょうに、外気というのは人間の気持ちを汲んでくれないのだから勘弁のほかありません。
ところで、多様化だの何だの云われている昨今ではありますが、以前までは身体的にのみ影響を及ぼす要因が、我々の精神にも起因するような表記をされるようになりました。
近頃ウィンターブルーという言葉をよく耳にしますが、これもその結果の一つでしょう。
ウィンターブルーとは、夏が過ぎ冬に近づくにつれ、つまりは寒くなっていくにつれて、人々の気分も冬のように暗く重たくなるといった意味で使われます。マリッジブルーと近い意味合いですね。
ウィンターとかいう単語を金木犀の香にやや気付くような時分で使うのは聊か気が引けますけども、ここまで気温が急降下するのですから仕方がありません。
皆さんは10月になってから、やたら気分の落ち込むと感じる時はございませんか?
それはきっと寒さのせいでしょう。
とはいえまだ秋の時節ですから、もう少し過ごしやすさを実感したいですね。