2020年 3.11東日本大震災復興支援 ~共に生きる~
3.11 ALL=逗子 Movement. Vol.9★
代 表 矢 島 明
所属:東逗子商工連合会
前を向いて歩く、そんな勇気と決意が支えてきたけれど、あれからもう9年 まだ9年。。。
過日 陸前高田に「ハナミズキのみち」の植樹式への参加の機会をいただきました。海岸沿いは高田
松原津波復興祈念公園として整備され、防波堤の上は長い遊歩道となり、東日本大震災の与えた甚大
な被害や教訓を後世へ伝える伝承館や、陸前高田の経済的復興を誘うための「道の駅」が開設され、全国
からたくさんの来訪ビジターをお迎えする準備は整いました。
一方、市民住民の暮らしを護る施策や制度は未だ整っているとは言えない状況にあるようです。
復興に対する国からの種々なる補助金も期限が近づき、箱ものが優先課題となり人々の日常を取り
戻すことは置き去りにされている感が否めませんでした。
特に、市庁舎の再建は人口18,925人(2019/12/31)のまちで地上7階建の新築計画が進んでいると伺い
驚きが隠せませんでした。これも、資金使途の固定されている復興補助金の弊害かもしれません。
しかしながら、高齢者や生活弱者、母子父子家庭の日常は、更に重たい重圧につぶされそうな毎日と
戦われています。今でも毎日、震災被害と闘い続けているたくさんの方々がいらっしゃられることを、
私たちは、忘れずに感じていなければなりせん。陸前高田では現在、高齢者
割合は39%で、2040年には人口13,084人高齢者割合は51%と予測されて
います。
まずは、出来ることから、心をつなぐことから・・・。
多くの皆さまからのご理解とご協力をいただき進めてまいりました「ハナミズキのみち」も整備が整い、
避難道としてのシンボルロードに記念碑が建立され、第一弾の植樹も行われました。
ハナミズキが開花する5月頃には、逗子の皆さまと、未来へ繋がる「ハナミズキのみち」を歩きたいと存
じます。
私たちはこの活動を、地勢が酷似する逗子からも応援していこうと考えています。そして、ハナミズキ
のみちの上で、逗子からの支援者が個々の交流(心)を繋げたいと願います。引き続きの復興活動支援金
のご協力とご参画を、どうぞよろしくお願いいたします。
これからの被災地への支援は、これまでの支援と形態は変わり、箱ものや支援金だけではなく、現地を
訪ねる宿泊や買い物を通して、現地の方々の生活や日常にふれる民際交流が一番の心つながる応援であ
り、自らも防災意識と行動の高揚に繋げたいと思います。
《今後の活動は》
① ハナミズキのみちの活動啓蒙支援
② 現地を訪れ交流人口をふやし“心”つなぐお手伝い
③ 逗子での有事の備えと行政・コミュニティとの連携。
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